失敗と挫折の後にしか成功はない

成功とはなんだろうか。
美人、イケメンとともにお金に不自由せず、子宝にも恵まれ、定時に家に帰り、休日は自分のやりたいことができることをそう言うのだろうか。
現代はポストモダンと呼ばれ、人により何に価値を置くのかが自由化され、千差万別である。
だから容姿が良い恋人がいることが大切な人や幸せな家庭環境を築くことが大切な人もいれば、自分の時間が最も大切だと言う人もいる。
個人によって人生経験における成功の定義は違うものであるが、ドラマや本で描かれるサクセスストーリーは全て同じ論理があるらしい。

例えば、こういうのはどうだろう。
あなたは、とある予備校の講師として働いていた。
2年目にして教室長になり、後3年もすれば課長だよなんて言われて、最短ルートで課長への就任を期待していた。
そんな中、会社が大転落、大幅なリストラも実施され、あなたは一念発起して自身で塾を立ち上げる。
最初は苦労したけれど、2年目にして大成功。親子どちらにも好かれ、周りの従業員からも好かれて、最高の人生。
挫折や失敗も経験した後で成功したというサクセスストーリーのエレメントが入っている話だ。

しかし、現実はもっと厳しい。
残業代が出ない、あるいは出さないように努力している会社もたくさんある。
月に100時間以上の残業の辛さ、人間関係の辛さ、結果がなかなか出ないと言う辛さもある。
何をもって挫折、失敗と考えるかは人それぞれだが、何をもって成功とするのかも人それぞれである。
ただ1つ確かなことは、失敗とは何かを明確にしなければ成功とは何かもわからないだろう。
自分の中で最も大切にしたいことは何か、今やるべきことを少し止めて、考えてみてはどうだろう。